宮西香弁護士

略歴

1986年 弁護士登録
1991-1992年度 金沢弁護士会副会長

 

ごあいさつ

 

当事務所に入ってからこれまで、いろいろな事件に関わることができました。

 

特に印象に残っている事件としては、珠洲のセクシャルハラスメント訴訟があります。
これは、私が弁護士になって間もないころに受任した(西村依子弁護士と共同受任)事件です。

 

その後、最高裁判決が出るまでに数年かかりましたが、この一審判決は、判決の認定の中で初めて「セクシャルハラスメント」という用語を使用したものでした。
この事件では、依頼者の女性‐奥能登に住むごく普通の1女性でしたが裁判を通して日を追うごとに成長してゆく姿がとても印象に残りました。

 

当事務所の飯森弁護士が中心となって弁護団を組織したじん肺訴訟も深く心に残る事件です。
じん肺患者の症状は日々進行し、訴訟提起後に亡くなられた方も何人もいらっしゃいました。
この方々の生前のご様子を思い浮かべるたびに、二度と被害者を出さないようにしなければならないという思いを強くします。

 

また、医療過誤事件や労災事件(じん肺訴訟事件も労災事件に含まれます。)では、貴重な経験を積むことが出来ました。
医療過誤事件や労災事件では、ご遺族や障害を負ったご本人・ご家族の方々との関わりの中で、感じること、学ぶことがたくさんあります。損害の回復とあわせて再発の防止の大切さも痛感します。
事件が終わっても交流が続き、時には私自身が励まされることもあります。

 

医療過誤事件は、調査や準備すべきことが多く大変な反面、弁護士としてのやりがいもあり、今後も積極的に取り組みたいと思います。

 

また、労災事件では、労災事故が起きたとき、突然のことで、「これから先どうしていいかわからない」など不安なことも多いと思います。そのようなとき、弁護士に相談してみるというのは1つの有力な方法と思います。
「こんなこと弁護士に相談していいのかな?」と思われることがあるかもしれませんが、まずは遠慮なく相談してみていただければと思います。

 

世の中に、二つと同じ事件はありません。どの事件も、まずはお話しをお聴きするところからはじまります。
相談に来られた方が、ご自分の気持ちを自由に話しやすい雰囲気を作ることが出来ればと思います。

 

好きな作家(好きな人物)は宮沢賢治です。賢治の魂にふれて、心が洗われるような気がします。
また、賢治の言葉は、とてもおもしろいです。数年前に賢治の全集を購入したのですが、少しずつ読み進めていきたいと思います。

 

これからも研鑽に励み、少しでも皆様のお役にたてればと思います。