弁護士紹介
代表弁護士 菅野 昭夫
1968年 | 弁護士登録 |
1988年度 | 金沢弁護士会会長 |
ご挨拶
弁護士になって53年目を迎えましたが、初心に立ち返って依頼者の方々のニーズにお応えしようと考えています。
現在まで、民事、刑事、労働事件,労災事件,家事、会社法、行政訴訟、医療過誤等々ほとんどあらゆる分野を手がけてきましたが、今後もそのスタイルを維持するつもりです。
私にとって弁護士生活の転機になったのは、1991年にアメリカの著名な憲法訴訟弁護士であるアーサー・キノイ教授の「試練に立つ権利」を日本評論社から翻訳出版した時です。それ以来、毎年訪米し,アメリカの進歩的弁護士と交流を行ってきました。
2004年から金沢大学法科大学院で法曹倫理(弁護士倫 理)などの講義を受け持つようになったことも、弁護士としての仕事にはプラスになっていると思います。
さらに、2007年から東京(第2)、大阪、仙台、大分各弁護士会や日弁連人権大会などで、9.11事件後のアメリカ政府による人権侵害と戦争政策などについて、講演活動を行っています。
これからも,視野を少しでも拡げ積極性を失わずにいきたいと考えています。
弁護士 徳田 隆裕(労災分野担当)
2010年 | 弁護士登録 |
2021年度 | 金沢弁護士会福会長 |
ご挨拶
私は学生時代に、法律事務所での職場体験に参加したことがあります。
その法律事務所で、私は、人生の困難に直面して弁護士に相談に来る人と初めてお会いしました。
相談に訪れた人は、人生の困難に直面していて暗い顔をしていました。
ところが、その方は、私の指導を担当してくださった弁護士のアドバイスを聞いて、安心したようで、事務所から帰るときには笑顔になっていました。私は、この光景を見たときに、「弁護士とは困っている人を笑顔にできる素晴らしい仕事なのだ。」と感動しました。
このような体験がきっかけで、私は弁護士を志すようになりました。
また、私は、当事務所の菅野昭夫弁護士から、「弁護士として大成したければ、この世の苦悩にその身を置きなさい。」というアドバイスをいただいたことがあります。
今の日本には、不当に人権を侵害されて苦しんでいる人達がたくさんいます。
私は、そのような人達の苦悩に寄り添い、法律を武器に、そのような人達の気持ちを代弁して、一人でも多くの人達を笑顔にできるような弁護士を目指して、日々研鑽を続けていきます。
私が最初に担当した労災事件は,ある民間企業に勤務していた労働者の過労死事件でした。
この過労死事件では,真実を知りたい,働き過ぎで亡くなったことを明らかにしたい,というご遺族の方の切実な思いに突き動かされて,無我夢中で事件に取り組みました。
証拠保全という裁判手続を利用して,長時間労働の証拠を集め,労災申請をしました。過労死の労災と認定され,遺族の方の思いがなんとか報われました。
労災事件のやりがいを学ばさせていただいた,印象に残る事件でした。
この過労死事件をきっかけに,私は,労災事件に積極的に取り組むようになりました。
労災事件で困っている人を笑顔にできるように,日々尽力しています。
私の夢は,労働事件において,最高裁判所の前で「勝訴」ののぼりを掲げられるような,働く人を勇気づけられる最高裁判例を勝ち取り,働く人が報われるように社会を変えていくことです。
この夢が実現できるように,目の前の仕事に,誠心誠意取り組んでいます。労働事件・労災事件でお困りの方は,お気軽にご相談ください。
ところで、私は、小学校から高校まではバスケットボール部、大学時代は空手部に所属していた生粋の体育会系の人間です。
このような経歴のため、体を動かすことが好きで,金沢弁護士会の野球部に所属しています。
また、登山が好きで,日本百名山を制覇するのが夢です。
最近は,2人の子供と遊ぶことが趣味になってきています。
日々成長する子供の姿を見るのが楽しみで,仕事のやりがいにもなっています。
仕事と家庭のバランスをとるために,業務改善に取り組んでいます。
弁護士 宮西 香
1991年 | 弁護士登録 |
1998-1999年度 | 金沢弁護士会会長 |
2020年 | 金沢弁護士会会長 |
ご挨拶
当事務所に入ってからこれまで、いろいろな事件に関わることができました。
特に印象に残っている事件としては、珠洲のセクシャルハラスメント訴訟があります。
これは、私が弁護士になって間もないころに受任した(西村依子弁護士と共同受任)事件です。
その後、最高裁判決が出るまでに数年かかりましたが、この一審判決は、判決の認定の中で初めて「セクシャルハラスメント」という用語を使用したものでした。
この事件では、依頼者の女性‐奥能登に住むごく普通の1女性でしたが裁判を通して日を追うごとに成長してゆく姿がとても印象に残りました。
当事務所の飯森弁護士が中心となって弁護団を組織したじん肺訴訟も深く心に残る事件です。
じん肺患者の症状は日々進行し、訴訟提起後に亡くなられた方も何人もいらっしゃいました。
この方々の生前のご様子を思い浮かべるたびに、二度と被害者を出さないようにしなければならないという思いを強くします。
また、医療過誤事件や労災事件(じん肺訴訟事件も労災事件に含まれます。)では、貴重な経験を積むことが出来ました。
医療過誤事件や労災事件では、ご遺族や障害を負ったご本人・ご家族の方々との関わりの中で、感じること、学ぶことがたくさんあります。損害の回復とあわせて再発の防止の大切さも痛感します。
事件が終わっても交流が続き、時には私自身が励まされることもあります。
医療過誤事件は、調査や準備すべきことが多く大変な反面、弁護士としてのやりがいもあり、今後も積極的に取り組みたいと思います。
また、労災事件では、労災事故が起きたとき、突然のことで、「これから先どうしていいかわからない」など不安なことも多いと思います。そのようなとき、弁護士に相談してみるというのは1つの有力な方法と思います。
「こんなこと弁護士に相談していいのかな?」と思われることがあるかもしれませんが、まずは遠慮なく相談してみていただければと思います。
世の中に、二つと同じ事件はありません。どの事件も、まずはお話しをお聴きするところからはじまります。
相談に来られた方が、ご自分の気持ちを自由に話しやすい雰囲気を作ることが出来ればと思います。
好きな作家(好きな人物)は宮沢賢治です。賢治の魂にふれて、心が洗われるような気がします。
また、賢治の言葉は、とてもおもしろいです。数年前に賢治の全集を購入したのですが、少しずつ読み進めていきたいと思います。
これからも研鑽に励み、少しでも皆様のお役にたてればと思います。
弁護士 渡邊 智美
2000年 | 弁護士登録 |
2008年度 | 金沢弁護士会福会長 |
ご挨拶
私が、弁護士になって初めて民事事件の裁判で尋問を行ったのは、北陸じん肺訴訟でした。
このときは、原告の方にトンネルの掘さくがいかに劣悪な環境で行われていたかを証言していただくために、原告の方に何度もお会いして、トンネルの掘さくの方法や工事中の坑内の環境などをお聞きし、それまでに私が見たことも経験したこともないトンネル掘さくの基本的な方法について初めて勉強をし、そして原告の方との打合せを通して、じん肺患者である原告の方々の苦しみも知りました。
この尋問にいたるまでの準備及び尋問を通じて、私は依頼者の立場に立ち、依頼者の目線に立って物事を考えなければならないということを学びました。
その後も、医療過誤事件やセクシャルハラスメント事件,労災事件など、一つ一つの事件を通じて、依頼者の目線に立ちつつ、その問題をどのように解決するのが依頼者の方にとって、もっとも満足のできるものなのかを学んできました。
今後も依頼者の目線に立ちつつ、依頼者の方にとって、もっとも妥当な解決方法は何かを常に考えて取組んでゆこうと考えています。
話は変わりますが、私は中学校時代には吹奏楽部でクラリネットを担当し、ピアノは幼稚園から高校時代まで続けていました。
高校卒業以後はほとんど楽器に触ることもなく、楽譜さえまともに読めなくなっている状況ですが、最近、ピアノを再び習いたいと思うようになっています。
労災事故で突然の怪我に遭われ、今後の治療に対する不安だけでなく、休職した場合の給与はどうなるのだろう、会社に復職できるのだろうかなど様々な不安を抱えていることと思います。
皆さんが、安心して治療に専念できるよう私たちが、労災申請や会社との損害賠償請求の交渉をサポートいたします。是非、お気軽にご相談ください。
弁護士 萩野 美穂子
2004年 | 弁護士登録 |
2011年度 | 金沢弁護士会福会長 |
ご挨拶
私は,高校まで地元金沢で育ち,その後東京大学法学部へ進学,在学中と卒業後の合計4回の司法試験挑戦を経て,弁護士となりました。
弁護士になった直後,刑事事件の国選弁護人として否認事件に多数携わる機会がありました。
大型の労働事件の弁護団に加わったこともありました。
いずれも困難な局面にあって,短時間で,依頼者にとって有利な証拠を拾い集め,法的な主張に整理していくことが必要でした。
最後まであきらめないでその人の立場に立って主張できることはないかを考える,見落としていることはないか何度も記録を見返す,面倒をいとわずに調査する整理する,こういった作業の中から解決策の糸口が見えてくることを経験しました。
粘り強さが私の武器です。
依頼を受けた事件によっては,法的にあらゆる手を尽くしても依頼者の希望をかなえることが難しい場合もあります。
その場合には,率直にその旨を説明させていただきます。
ただ,それでお終いではなく,よりよい解決策を探し出すことができるよう(場合によっては気持ちの整理をつけるという解決策のこともあります),できる限り寄り添いたいと考えています。
私は,弁護士とは,依頼者の人生の伴走者であると考えています。
あくまで人生の主人公はランナーである依頼者ですが,私は,外から声援(法的アドバイス)を送るだけではなく,一緒に依頼者の人生の一部を伴走するつもりで日々の事件と向き合っています。
労災申請から会社への損害賠償請求の示談交渉や訴訟まで,全ての手続きに関わることができるのが,私達弁護士の強みです。
突然の労災事故にあわれて混乱と不安を抱えているかもしれません。
早い段階で相談していただくことにより,今後の見通しをたてることができると思います。
どうぞお気軽にご相談ください。
弁護士 蕪城 哲平
2005年 | 弁護士登録 |
2012年度 | 金沢弁護士会福会長 |
ご挨拶
弁護士は,「やりがいのある仕事」と評価されることがありますが,私が弁護士になる以前は,この言葉を理解できませんでした。
しかし,弁護士となり 一つ一つの事件に携わっていくうちに,おぼろげながら答えが見えてきました。
それは,依頼者の方と一対一で接することができること,そして,依頼者の方の泣き笑いがダイレクトに伝わってきてそれを共感できること,ではないかと思います。依頼者の方と喜びを共感したいという気持ちが原動力になることもあります。
事件の途中で判断に迷うときには,「依頼者のための最善策は何か」を最大の判断基準にしていますし,これからもその姿勢は貫きたいと思っています。
どんな些細なことでも結構ですから,まず相談にお越し下さい。
私が取り扱ってきた案件は,貸金返還請求・損害賠償請求等の一般民事事件のほか,離婚・相続等の家事事件,破産・個人民事再生・任意整理等の債務整理事件,解雇問題・賃金や残業代不払等の労働事件,医療過誤事件,刑事事件,少年事件等であり,また,トンネルじん肺根絶訴訟・小松基地 爆音訴訟・B型肝炎訴訟といった全国規模の訴訟にも参加しています。
労働事件のなかでは,最近,仕事中に事故に遭われたという労災の相談が多く寄せられます。
労災事故にあった方は「自分の不注意で・・・」と落ち込まずに,まずご相談ください。
決してあなたの不注意ではありません。ともに今後の生活のことを考えていきましょう。
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まずは弁護士にご相談いただき、ご自身の状況や今後の動きについて一緒に考えていきましょう。
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