渡邊智美弁護士

略歴

2000年 弁護士登録
2008年度 金沢弁護士会副会長

 

ごあいさつ

 

私が、弁護士になって初めて民事事件の裁判で尋問を行ったのは、北陸じん肺訴訟でした。

 

このときは、原告の方にトンネルの掘さくがいかに劣悪な環境で行われていたかを証言していただくために、原告の方に何度もお会いして、トンネルの掘さくの方法や工事中の坑内の環境などをお聞きし、それまでに私が見たことも経験したこともないトンネル掘さくの基本的な方法について初めて勉強をし、そして原告の方との打合せを通して、じん肺患者である原告の方々の苦しみも知りました。

 

この尋問にいたるまでの準備及び尋問を通じて、私は依頼者の立場に立ち、依頼者の目線に立って物事を考えなければならないということを学びました。

 

その後も、医療過誤事件やセクシャルハラスメント事件,労災事件など、一つ一つの事件を通じて、依頼者の目線に立ちつつ、その問題をどのように解決するのが依頼者の方にとって、もっとも満足のできるものなのかを学んできました。
今後も依頼者の目線に立ちつつ、依頼者の方にとって、もっとも妥当な解決方法は何かを常に考えて取組んでゆこうと考えています。

 

話は変わりますが、私は中学校時代には吹奏楽部でクラリネットを担当し、ピアノは幼稚園から高校時代まで続けていました。
高校卒業以後はほとんど楽器に触ることもなく、楽譜さえまともに読めなくなっている状況ですが、最近、ピアノを再び習いたいと思うようになっています。

 

労災事故で突然の怪我に遭われ、今後の治療に対する不安だけでなく、休職した場合の給与はどうなるのだろう、会社に復職できるのだろうかなど様々な不安を抱えていることと思います。

 

皆さんが、安心して治療に専念できるよう私たちが、労災申請や会社との損害賠償請求の交渉をサポートいたします。是非、お気軽にご相談ください。