2022年07月28日

社内の懇親会に参加した後、社内の階段で転倒して負傷した場合、労災になる?

Q:会社の仕事が終わった後に、社内で開催された懇親会に参加し、飲食をして、帰ろうと思い、社内の階段をおりていたら、階段でつまずいてしまい、転倒して、ケガを負ったのですが、労災になるのでしょうか。     A:懇親会の幹事を担当していたのではなく、任意で懇親会の参加していたのであれば、労災にはなりませ... 続きはこちら≫

2022年07月12日

長時間労働による過労死が労災と認定され、会社との間で損害賠償請求の示談が成立した事例

事故内容    会社勤務をしていた20代男性の労働者(以下、「被災労働者」といいます)が、出張中の宿泊先で、虚血性心不全を発症して、突然、お亡くなりになりました。      被災労働者は、生前、長時間労働をしており、20代で健康面に特段異常がなかったことから、ご遺族は、被災労働者は、過労死... 続きはこちら≫

2022年07月10日

腰痛の悪化について労災認定され、後遺障害14級が認定された事例

事故内容    クライアント(40代男性)は、物流会社において、トラックの重い荷物を運搬する仕事をしていたところ、背中から腰に激痛がはしり、動けなくなってしまいました。        会社の車で病院に運んでもらい、医師に診察してもらったところ、胸椎椎間板ヘルニアと診断され、会社を... 続きはこちら≫

2022年07月01日

化学物質を吸引した労災事故で、会社と交渉して、200万円の解決金を得た事例

事故内容  クライアント(30代女性)は、食品会社の品質管理室において、希釈液を製造する仕事をしていた際に、指導者から誤った指示を受け、その誤った指示に従って作業をしたところ、ビーカーが発熱し、煙があがり、その煙を吸引してしまいました。      化学物質を吸引したことから、クライアントは、咳や呼吸... 続きはこちら≫

2022年06月29日

切断した電線が右目に当たり、後遺障害準用8級が認定された労災事故で、会社と交渉して、約1200万円の損害賠償金を得た事例

事故内容 クライアント(30代男性)は、電柱の移設準備作業をしていたときに、電線を切断する仕事をしていました。 クライアントが、電線を5メートルほど延ばし、電線をボトルクリッパーで切断したところ、電線が跳ね上がり、跳ね上がった電線が、クライアントの右目に当たりました。 この労災事故によって、クライアントは、右外傷性脈絡... 続きはこちら≫

2022年01月04日

過労死の労災認定基準の改正

1 過労死の労災認定基準が改正されました      令和3年9月14日、厚生労働省は、「血管病変等を著しく増悪させる業務による脳血管疾患及び虚血性心疾患等の認定基準について」という通達を公表し、従前の脳・心臓疾患の労災認定基準、いわゆる、過労死の労災認定基準が改正されました。  ... 続きはこちら≫

2021年08月15日

熱中症の労災

Q 働いているときに熱中症になった場合、どのような補償を受けることができるのでしょうか?     A 熱中症が労災と認定されれば、労災保険から、治療費が全額支給され、治療のために会社を休んだとしても、給料の約8割が支給されます。     1 熱中症とは    ... 続きはこちら≫

2021年07月03日

腰椎破裂骨折で11級5号の後遺障害が認定された事例

Q 労災事故にまきこまれてしまい腰椎破裂骨折の診断を受けました。後遺障害の認定がされるのでしょうか。     A 腰椎破裂骨折の場合、第11級5号の「せき柱に変形を残すもの」に該当するので、後遺障害の認定がされます。        当事務所での解決事例をご紹介します。... 続きはこちら≫

2021年04月29日

取締役には労災保険が適用されないのか

Q 取締役が仕事中にけがをした場合、労災保険を利用できないのでしょうか?     A 原則として、取締役は、労災保険を利用できませんが、例外的に、肩書が取締役であっても、労働者に該当すれば、労災保険を利用できます。        労災保険は、労働者でないと利用できません... 続きはこちら≫

2021年04月13日

はしごから墜落・転落した場合に会社に対して損害賠償請求できる?

Q はしごを使って、高いところで作業をしていたところ、バランスを崩して墜落して、けがを負いました。この墜落事故について、会社に対して、損害賠償請求できますか?     A 会社に対して、損害賠償請求できる可能性があります。      会社は、労働者の生命や身体の安全を確保しつつ働... 続きはこちら≫